先日、岐阜県の各務原にある中川製作所さんを訪問してきました。
この工場、岐阜県金属団地協同組合に属し、各務原の金属団地内に位置します。
実はこの工場は友人の岡野君の工場です。
そして、エフェクトメイジが LED ストリングスHITO を製作している工場から
車で10分くらいの場所にあるのです。
この工場にはいくつかのNC研削機が設備されています。
そしてミクロン精密の製品を製作しています。
製品としては都市ガス関連の部品工場です。
すべてを一貫して製作している訳ではなく
専用部品の専用工場として稼働している様に見えます。
こんな試験機も揃えていますが、これも数少ないアイテムの検査のみをしている様です。
確かに職人としての長年鍛えられた技の部分も必要な研削加工でしょう。
しかし、部品の一部加工のみを請け負っている為、下請け孫請け工場からの脱皮ができず
上からの工賃管理で制御されています。
この工場の今後の課題は、職人の技に頼る加工から、独自の会社としての知的技術を取得し
専用工場から幅広い製品の製作ができる工場に生まれ変わる事ではないでしょうか?
数字だけで管理されるのではなく、製品の歩留まりも管理し
写真のような高価なリサイクル廃材は適切な管理の下、
リサイクルされているか否かの見直しも重要ですね。
いずれにしても変身させ甲斐のある工場ですね。